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読書記録⑲:潮騒(★★★☆☆)

前に読んだ「仮面の告白」と同様、豊富な語彙からの情景描写には三島由紀夫氏独特の凄みを感じる。 ただ、「仮面の告白」にあった狂気性が消滅していて、ちょっと呆気ない感じがあった。
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読書記録⑱:君主論(★★★★☆)

さすが歴史の教科書に載る本は違うな、という感想。 この本を書くために、どれほど過去の戦争を研究しどれほど自分で考え抜いたのか…と思わずにはいられない。驚きなのは、文章構成がとても精錬されていること。1500年代に書かれた本とは思えない。
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読書記録⑰:戦略質問(★★★☆☆)

コンやってる友人からの勧めで買ったが、SIのPJが主戦場である私の読む本ではなかったかな。。 戦略PJの期間は約3ヶ月が一般的だが、少人数で効果的な質問を交えつつ議論すれば1時間程度で提案内容の8割は見えてくる、今回はその質問内容や意図を紹介するぜ、というのが趣旨
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読書記録⑯:失敗の科学(★★★★★)

Kindle Unlimited(読んだ当時)なので正直期待してなかったが、良い意味で裏切られた。例えば、航空業界は失敗から学ぶ一方、医療・法曹業界は失敗を隠したり認めなかったりで進歩しない、といった形で展開する。
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読書記録⑮:若きウェルテルの悩み(★★★☆☆)

774年に刊行されたゲーテによる書簡体小説。(恥ずかしながら書簡体小説という形式をこの本で初めて知った) のっけから誰が誰に宛てているのか不明な手紙から始まり、総じて読みにくい…古典ってムズカシイですね。
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読書記録⑭:人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学(★★☆☆☆)

と表紙の奇抜さに惹かれて買ったが、正直自分には合わなかった。 卑近な例を用いて、その裏にはこんな行動経済学の効果があります!と説明する本。 冒頭の、客の要望に応えて作ったサラダマックが全然売れなかった話は面白かったが、そこでキャッチーなネタが尽きた感...
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読書記録⑬:読みたいことを、書けばいい。(★★★☆☆)

肩の力を抜いて読む本。全体的に茶化すように書かれていて、真面目な人はバカにされたと思ってしまうかも。著者が「読みたいこと」を書いた結果、この文体になったのかなと解釈した。主張は、タイトルの通り、自分が読みたくなるような文章を書け、というもの。
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読書記録⑫:ヤバい経済学(★★★☆☆)

「ヤバい経営学」が面白かったのでこちらも読んでみた。これは経済学の話か?というのが率直な疑問だが、読み物としては面白かった。
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読書記録⑪:残像に口紅を(★★☆☆☆)

節ごとに一文字ずつ使用できる音が(地の文含め)消えていくというトンデモナイ設定。これを1995年にやろうという発想に思い至ったのが素直に凄い。この設定を楽しめるかどうかで好みがハッキリ分かれる本だと思う。
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読書記録⑩:システム導入のためのデータ移行ガイドブック―コンサルタントが現場で体得したデータ移行のコツ(★★★★☆)

データ移行のイロハが簡潔にまとまっている良書。「移行何それおいしいの?」という人には、「とりあえずこれ読んで」とオススメできるレベル。CRMシステムの内容に偏っているかもと著者は言っているが、データ移行する人ならば誰にでも当てはめて問題ない内容だと思う。
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