【SAP】ビジネスパートナ(BP)で得意先・仕入先を設定するカスタマイズまとめ

SAP

こんにちは、ばいおです。

今回は、ビジネスパートナ(BP)で得意先・仕入先を設定するためのカスタマイズまとめについて記載します。

得意先・仕入先としてビジネスパートナを登録したいけど設定方法がよくわからない、という方の参考になれば幸いです。

また、ビジネスパートナについての記事は↓にまとめていますので、あわせてご参照ください!

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得意先・仕入先共通で設定が必要なカスタマイズ

まずは、ビジネスパートナで得意先・仕入先を使用するために、得意先・仕入先共通で必要なカスタマイズについて記載します。

定義: BP ロール

その名の通り、ビジネスパートナロールを定義するカスタマイズ。
標準で定義されている得意先ロール・仕入先ロール以外を設定したい場合は、このカスタマイズから設定する必要がある。

SPROのパスは、クロスアプリケーションコンポーネント -> SAP ビジネスパートナ -> ビジネスパートナ -> 基本設定 -> ビジネスパートナロール -> 定義: BP ロール

定義: 番号範囲

ビジネスパートナの番号範囲を定めるカスタマイズ。
後述する「定義: グルーピング 割当 番号範囲」のカスタマイズで使用する。

SPROのパスは、クロスアプリケーションコンポーネント -> SAP ビジネスパートナ -> ビジネスパートナ -> 基本設定 -> 番号範囲/グルーピング -> 定義: 番号範囲

定義: グルーピング 割当 番号範囲

ビジネスパートナグルーピングのコードの定義とその番号範囲を割当するカスタマイズ。
番号範囲は前述したカスタマイズ「定義: 番号範囲」で定義したコードを使用して設定する。

SPROのパスは、クロスアプリケーションコンポーネント -> SAP ビジネスパートナ -> ビジネスパートナ -> 基本設定 -> 番号範囲/グルーピング -> 定義: グルーピング/割当: 番号範囲

有効化: 同期化オプション

ビジネスパートナと得意先・仕入先を同期するのに必要となるカスタマイズ。
以下のように設定する。

BPCUSTOMER
BPVENDOR
CUSTOMERBP
VENDORBP

SPROのパスは、クロスアプリケーションコンポーネント -> マスタデータ同期 -> 同期制御 -> 同期制御 -> 有効化: 同期化オプション

得意先を使用するために設定が必要なカスタマイズ

続いて、得意先を使用するために設定が必要なカスタマイズについて記載します。

定義: BP ロールカテゴリ: ビジネスパートナ -> 得意先

得意先として使用するビジネスパートナロールカテゴリを定義するカスタマイズ。
どのビジネスパートナロールが、どのビジネスパートナロールカテゴリに属するかは、前述のカスタマイズ「定義: BP ロール」で設定する。

SPROのパスは、クロスアプリケーションコンポーネント -> マスタデータ同期 -> 得意先/仕入先統合 -> ビジネスパートナ設定 -> 得意先統合設定 -> 定義: BP ロールカテゴリ: ビジネスパートナ -> 得意先

定義: 番号割当: ビジネスパートナ -> 得意先

ビジネスパートナグルーピングが、どの得意先勘定グループに割当されるかを設定するカスタマイズ。
ビジネスパートナグルーピングは、前述のカスタマイズ「定義: グルーピング 割当 番号範囲」で設定しているはず。

勘定グループは得意先マスタ・仕入先マスタの番号範囲やレイアウト等を制御している要素。

SPROのパスは、クロスアプリケーションコンポーネント -> マスタデータ同期 -> 得意先/仕入先統合 -> ビジネスパートナ設定 -> 得意先統合設定 -> 得意先統合の項目割当 -> キー割当 -> 定義: 番号割当: ビジネスパートナ -> 得意先

定義: 得意先勘定グループ/画面レイアウト

得意先勘定グループのレイアウトを制御するカスタマイズ。
標準で定義されている勘定グループ以外を使用する場合には設定が必要。

SPROのパスは、財務会計 -> 債権管理および債務管理 -> 得意先コード -> マスタデータ設定 -> 得意先マスタデータ登録準備 -> 定義: 得意先勘定グループ/画面レイアウト

登録: 得意先コードの番号範囲

得意先コードの番号範囲を定めるカスタマイズ。
後述する「番号範囲 -> 得意先勘定グループ」のカスタマイズで使用する。

SPROのパスは、財務会計 -> 債権管理および債務管理 -> 得意先コード -> マスタデータ設定 -> 得意先マスタデータ登録準備 -> 登録: 得意先コードの番号範囲

割当: 番号範囲 -> 得意先勘定グループ

得意先勘定グループがどの番号範囲に割当てられるかを設定するカスタマイズ。
番号範囲は前述したカスタマイズ「登録: 得意先コードの番号範囲」で定義したコードを使用して設定する。

SPROのパスは、財務会計 -> 債権管理および債務管理 -> 得意先コード -> マスタデータ設定 -> 得意先マスタデータ登録準備 -> 割当: 番号範囲 -> 得意先勘定グループ

仕入先を使用するために設定が必要なカスタマイズ

最後に、仕入先を使用するために設定が必要なカスタマイズについて記載します。
得意先で設定したカスタマイズとほぼ同内容になります。

定義: BP ロールカテゴリ: ビジネスパートナ -> 仕入先

仕入先として使用するビジネスパートナロールカテゴリを定義するカスタマイズ。
どのビジネスパートナロールがどのビジネスパートナロールカテゴリに属するかは、前述のカスタマイズ「定義: BP ロール」で設定する。

SPROのパスは、クロスアプリケーションコンポーネント -> マスタデータ同期 -> 得意先/仕入先統合 -> ビジネスパートナ設定 -> 仕入先統合設定 -> 定義: BP ロールカテゴリ: ビジネスパートナ -> 仕入先

定義: 番号割当: ビジネスパートナ -> 仕入先

ビジネスパートナグルーピングが、どの仕入先勘定グループに割当されるかを設定するカスタマイズ。
ビジネスパートナグルーピングは、前述のカスタマイズ「定義: グルーピング 割当 番号範囲」で設定しているはず。

勘定グループは得意先マスタ・仕入先マスタの番号範囲やレイアウト等を制御している要素。

SPROのパスは、クロスアプリケーションコンポーネント -> マスタデータ同期 -> 得意先/仕入先統合 -> ビジネスパートナ設定 -> 仕入先統合設定 -> 仕入先統合の項目割当 -> キー割当 -> 定義: 番号割当: ビジネスパートナ -> 仕入先

定義: 仕入先勘定グループ/画面レイアウト

仕入先勘定グループのレイアウトを制御するカスタマイズ。
標準で定義されている勘定グループ以外を使用する場合には設定が必要。

SPROのパスは、財務会計 -> 債権管理および債務管理 -> 仕入先コード -> マスタデータ設定 -> 仕入先マスタデータ登録準備 -> 定義: 仕入先勘定グループ/画面レイアウト

登録: 仕入先コードの番号範囲

仕入先コードの番号範囲を定めるカスタマイズ。
後述する「番号範囲 -> 仕入先勘定グループ」のカスタマイズで使用する。

SPROのパスは、財務会計 -> 債権管理および債務管理 -> 仕入先コード -> マスタデータ設定 -> 仕入先マスタデータ登録準備 -> 登録: 仕入先コードの番号範囲

割当: 番号範囲 -> 仕入先勘定グループ

仕入先勘定グループがどの番号範囲に割当てられるかを設定するカスタマイズ。
番号範囲は前述したカスタマイズ「登録: 仕入先コードの番号範囲」で定義したコードを使用して設定する。

SPROのパスは、財務会計 -> 債権管理および債務管理 -> 仕入先コード -> マスタデータ設定 -> 仕入先マスタデータ登録準備 -> 割当: 番号範囲 -> 仕入先勘定グループ

おわりに

今回は、ビジネスパートナで得意先・仕入先を設定するためのカスタマイズまとめについて記事にしました。

SAPで何か挙動がおかしい時、カスタマイズを知っているか知ってないかで、調査にかかる時間を削減できる場合って結構あると思います。この記事を読むことで、まさにそのようさ調査時間を削減することができればよいなあと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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