【SAP】ユーザプロファイルから初期値(デフォルト値)を設定する方法

SAP

こんにちは、ばいおです。

今回は、ユーザプロファイルから初期値(デフォルト値)を設定する方法について記載します。

よく使うトランザクションで、使用する値はいつも同じだけど毎回手入力してる、というケースはありませんか?
(例えば、伝票照会する時に、毎回同じ会社コード・会計年度を手入力している等)

この面倒な入力の手間、ひょっとすると省けるかもしれません。

ユーザプロファイルをご存知でない方には、有益な話になるかと思いますので、是非ご覧になっていってください!

また、SAP小技についての記事は↓にまとめていますので、興味があればあわせてご参照ください。

では、内容に入っていきましょう。

ユーザプロファイルとは

そもそも、ユーザプロファイルって何ぞや、という話からします。

ユーザプロファイルとは、ユーザの名前やメールアドレス、日付書式などを管理しているデータです。

ご存じの方も多いかと思いますが、「プロファイル(profil)」とは英語で言うところの、「プロフィール(profile)」です。(「プロファイル」はフランス語とのこと)

なので、ユーザのプロフィール情報を管理しているデータ、ということになりますね。

ユーザプロファイルは、トランザクションコード「SU3」より設定できます。
(権限があれば、トランザクションコード「SU01」(ユーザ管理)からも設定可能)

または、メニューバーの「システム -> ユーザプロファイル -> ユーザデータ」からでも設定可能です。

ユーザプロファイルから初期値(デフォルト値)を設定する方法

では本題となる、初期値(デフォルト値)の設定方法について記載していきます。

今回は、伝票照会画面を使用して、会社コードと会計年度を初期値設定する場合の例を示します。

手順①:初期値設定したい項目の技術情報からパラメータIDを確認する

まずは、初期値設定したい項目の技術情報を確認します。

技術情報の確認の方法はご存知かと思いますが、念のためご説明します。

技術情報を確認したい項目を選択して、「F1」キーを押下します。
(ちなみに、選択するのは項目欄・入力欄でもどちらでも構いません)

ポップアップが表示されるので、「技術情報」ボタンを押下します。

これで、技術情報が参照できました。

そして、今回確認したいのは、技術情報のパラメータIDになります。

会社コードのパラメータIDは「BUK」であることが確認できました。

同じ要領で、会計年度のパラメータIDも確認します。

会計年度のパラメータIDは「GJR」ですね。

これで、ユーザプロファイルから、会社コードと会計年度を初期値設定する準備ができました。

手順②:トランザクションコード「SU3」を打つ

前述した通り、ユーザプロファイルを設定するトランザクションコードは「SU3」になります。

または、メニューバーの「システム -> ユーザプロファイル -> ユーザデータ」からでも、ユーザプロファイルを設定する画面に遷移できます。

手順③:「パラメータ」タブを押下する

トランザクションコード「SU3」を打つと、以下のような画面が表示されているかと思いますので、「パラメータ」タブを押下します。

手順④:パラメータIDと初期設定値を入力し、保存ボタンを押下する

最後の手順です。
まず、「SET/GET パラメータ ID」に手順①で確認したパラメータIDを入力し、対応するパラメータ値に初期設定値としたい値を入力します。

入力後、Enterキーを押すと「内容説明」にパラメータIDに対応する内容が表示されます。
内容に問題がなければ、保存ボタンを押下します。

これで、会社コードと会計年度の初期値設定が完了しました。

実際に、伝票照会画面を見てみましょう。

ちゃんと、設定した初期値が表示されていますね!(手入力してないことを証明できませんが)

ユーザプロファイルから初期値設定する場合の留意事項

ユーザプロファイルから初期値設定する場合の留意事項は、初期値として設定した値が、関係する全てのトランザクションで初期値に設定されてしまうことです。

例えば、ユーザプロファイルに会社コードと会計年度の初期値を設定した状態で、伝票変更の画面を見てみましょう。

伝票変更では、伝票照会と同じく会社コード・会計年度を使用しているので、ユーザプロファイルに会社コード・会計年度の初期値を設定していると、上記画面のように値が設定されます。

なので、特定のトランザクションだけ初期値を設定したい!という場合には、今回記載した方法は使用できないので、ご留意ください。

おわりに

今回は、ユーザプロファイルから初期値を設定する方法について記載しました。

この設定は、テストフェーズなどで何回も同じトランザクションを実行する場合で、特に効果が出るかと思います。設定した値の削除も簡単にできますので、是非試してみてくださいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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